やまひなです。
新年最初の投稿はATF交換の必要性についてを
私の過去の経験をもとに書きたいと思います。
<ATF交換サイクル>
過去、国内メーカーの車を乗り継いできていますが、
メーカーによって推奨交換サイクルは異なって
いました。
・10万キロ
・4〜5万キロ
・無交換でOK
傾向としては技術的にATFを製造するメーカーの
加工寸法精度や組立精度が上がってきている事や、
素材の改良によって、基本的には無交換、または
シビアコンディションで10万キロでの交換を
推奨する程度に変わってきているようです。
<カー用品店でATF交換を勧められる>
前述よりガソリンスタンドやカー用品店などで
オイル交換の際によく言われる、「ATFも
汚れているので(2万キロ程度で)交換した方が
良いですよ」と言うのは、商売上の売り文句であり、
あまり根拠は無いと思われます。
しかし、確かに特に4ATなどでは変速ショックが
軽減されたりしますので全く無意味とまでは
言えませんが。。。
<では経験上では交換は必要だったか?>
私の経験上で言うと古い時代の車は必要性を感じ
ました。
★3AT車の時代
例えば25年ほど前に乗っていた3AT車であれば、
ATF交換後、変速ショックが軽減され、微かに
燃費もよくなりました。
但し、変速ショックが軽減したと体感できるのは
数千キロ走行までで、オイルの劣化プラス、感覚が
慣れていってしまい、「まあこんなもんか」と
思ってしまうからと思います。
★2006年式コペン4ATの場合
6万キロで購入した中古のコペンの場合、
10万キロで車検時にATFを交換しましたが、
正直、体感的な変化は得られませんでした。
これはやはり前述のAT自体の出来が良くなって
きている事が影響しているのだと思います。
<最近のAT(CVTなど)はどうか?>
そもそも無段階変速のため、変速ショックが
無いのでほぼ体感できることは無いでしょう。
PからDへ入れた際のショックなどは、AT自体の
マウントゴムの劣化・切れなどの方がもろに影響
すると思いますので、そちらを気にされた方が
良いと思います。
<それでもATFを交換する場合の注意>
ATF交換した後に、ATF流路に付いている汚れが
新しいオイルによって流路を漂い、やがて
どこかで詰まってオイルが循環できず故障を引き
起こすという事が無いとは限りません。
ですので一度に全量交換するのは避けて、車検ごとに
半分量ずつ交換して徐々に汚れを薄めていくような
交換方法が望ましいと思います。
<より良いATF交換は!>
最も良いのは、ATF交換をしてもらう店側から
「一度の全量交換は故障の原因になるかも知れないので
まずは半分量だけ交換して様子を見ましょう」と
提案いただけるお店を見つける事と思います。
こういったお店は商売よりも車のコンディション優先で
考えていると推測されるため、安心して任せられる
目安の一つになると思います。
そういった対応が引いてはお店の信用、業績アップに
つながっていく世界と思います。
(単なる素人が偉そうにすみません、、、)
それでは今年もよろしくお願いいたします。
<2018年1月19日追記>
先日我が家のフリードハイブリッドが
38,000kmを超えたところからメーター内に
メンテナンスの通知が出るようになりました。
ホンダ車のCVTオイルの交換推奨サイクルは
40,000kmのようですので、今度ディーラー
(純正オイルを使いたい)で交換してこようかと
思います。

