2019年10月06日

ドクターマーチンの傷はどこまで消せるか!

大好きな靴の一つである「ドクターマーチン」。
私の周りでは80年代のバンドブームの頃に流行りがあり、ご多分にもれず黒のスチールカップ入りの3ホールを購入して、30年経った今でも愛用しています。

そしてつい最近、どうしてもチェリーレッドの3ホールのマーチンが欲しくなり、メルカリでポチリ。
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とってもキレイなこのチェリーレッドのマーチンですが、かなり格安で購入出来ました。

しかし安いのには理由があり、左足のつま先と内側にまあまあ大きな傷跡があります。
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油染みを作ってしまって、無理に消そうとして失敗した、、、そんな感じかな(^_^;)

もちろんそんなことは承知で購入していますので、まったく問題ありません。

さあ、ではこの傷がどこまで消せるかやってみましょう。







まず靴全体をブラシや布でキレイにします。
ワックスなどがついている場合はリムーバーなどを使って落としますが、我が家にそんな便利なものはないので、ハンドソープ(中性)を使って傷部分の油分を落します。
そして、それが乾いたらいよいよ本題の作業です。

まずは、患部表面をを小さく千切った紙ヤスリでならしていきます。
患部から大きくはみ出さないように注意してください。
番手は大きめ(#600~#400くらい)で。

※※※
私はいきなりヤスリ掛けしていますが、それがちょっと怖い方は、まずはヤスリ掛けしないで、ポリッシュで色を付けてみて下さい。

そしてヤスリがけした状態がこちら。
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ここにドクターマーチン純正のポリッシュを塗り込んでみます。
このポリッシュはワックスではなく、乳化剤入りの革に栄養を与える目的のものです。
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こちらを柔らかい布に少量(微量と言っても良いかも)取り、患部に塗ります。
傷部を染めるのが目的なので、あまり量を塗っても意味はなく、患部に浸み込み過ぎると黒っぽくなるだけなので、微量にポンポンと軽く付けるイメージです。
足りなければ、同じ作業を繰り返すという気持ちでやりましょう。

【ちょっとしたコツ】
手が汚れても良ければ、ポリッシュを指に取ってポンポン塗るのも良いです。体温でポリッシュが緩んで、革に馴染みやすくなります。

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そして、完成したのがこちら!
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少し離れてみれば、わからない程度にはなりました。
但し、ヤスリ掛けした部分は、元の革の質感ではない、少しザラついた表面になっているので、ツヤは出ていません。
色を合わせて、遠目にわからない様にしているのみです。

写真では割と目立たない様に見えますが、肉眼で見ると傷が補修されているのはわかります。
しかし、よっぽど靴を近くでジーっと見られない限りはわからないくらいにはなりました。

それでもどうしても気になってしまう場合は、思い切って患部をパッチやボタン、缶バッヂなどで覆い隠してしまうと言う手もあります。
クロックスのジビッツも良いかも知れませんね。
ユニオンジャックやスマイルマーク・ピースマーク、シルバーアクセサリー系のものであれば、割と違和感は軽減されるかな?と思います。>
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まあ、ブランドの性質上、きれい過ぎるより、傷やしわの入っている方が似合ってる気もしますので、気にし過ぎないというのが一番ではないかとも思います。

番外編で、持っているアディダスのスーパースターチェリーレッドの傷にも塗ってみました。
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以上、ネットで調べてもドクターマーチンのチェリーレッドの傷消しに関する情報があまり出てきませんでしたので、実践してみました。

尚、このポリッシュの本来の目的は、靴磨き用ですので、その場合は豚毛のブラシなどを駆使して磨き上げる事となります。
※詳しくはドクターマーチン・エアウェアジャパンのHPにお手入れ方法が載っていますので、そちらを参照下さい。

皆さんの参考になれば幸いです。






posted by コペやま at 14:35| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする