電気代や性能のことを考えると、細めなフィルタの清掃は欠かせません。
しかし、このフィルタ、古くなってくると段々と網が劣化して、お手入れの際に破れてきてしまいます。
過去に一度適当に補修したんですが、やはりすぐにダメになってきました。
網部分が破れてしまった場合、そこからホコリを吸ってしまいます。
そうなるとアルミのフィン部分にそのホコリが付着して、エアコンの性能が落ちたり、カビの発生はもちろん、予期せぬ故障を招いてしまうかもしれません。
そして、エアコンが古くなってから破れるという事は、スペアパーツも供給を終えてしまっている可能性が高いですし、仮にまだ入手可能だとしても、古くなったエアコンがいつ壊れるかも知れませんので、できるだけお金はかけたくありません。
そうなると、
「できるだけお金をかけずに自分で修理(張替え)できないか?」
と考えてしまうのではないでしょうか?(自分だけ??)
と言うわけで、何とか家にあるものや100均で手に入るもので修理できないかに取り組んで参ります。
※※※
少し脱線しますが、元々このフィルタは蚊帳(かや)の技術で作られているそうで、世の中エアコンが普及してきて、夏に窓や戸を開けることが無くなってきた際に、蚊帳が不要になってきたのに困った工場の人が、エアコンフィルタに蚊帳の網を使えないかと、エアコンメーカーに売り込んだのが始まりだそうです。
※※※
さて、本題に入ります。
まずフィルタ枠からフィルタを切り離していきます。
樹脂接着してあるので、枠に乗っている部分は残りますが、見栄えを気にするものでもないので気にせず切っていきます。
枠だけになりました。
今度は交換用のフィルタ探しです。元のフィルタ素材・網目に近いものが何かないかと100均店内を探したところ、こんなものを見つけました。
そう、『洗濯ネット』です。
大きさからこの写真のものをチョイスしました。
(もう少し目が粗いものでも良かったかも)
このネットの不要部分(ふち回り)をカットして、およそ元のフィルタの大きさに切ります。
フィルタ枠から少しはみ出るくらいのアバウトな大きさでokです。
そしてフィルタ枠にネットを接着していきますが、両面テープや接着剤でも良いですが、今回はこのグルーガンを使いました。
フィルタ枠にカットした洗濯ネットをあてて、グルーガンで点々とくっつけていきます。
※洗濯ばさみなどで仮固定すると作業しやすいと思います。
※作業後の感想としては瞬間接着剤の方が網目に染み込みやすくて作業性が良いかな〜と思いました!
そして完成!
本当は点での接着ではなく、線で接着していくと良いと思いますが、今度時間を作って仕上げたいと思います。
エアコンにも問題なく装着できました。
いかがでしたでしょうか?簡単にできますので、皆さんも是非お試しを。
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