2021年10月23日

オートバックスPBスピーカー「プロトーン」の実力は?

先日、コペンのスピーカーから音割れが発生するようになりました。
その時の記事はコチラ↓


特にラジオなどで人の話声の場合に顕著で、とても聞いていられない状況となってしまいましたので、内張を外してスピーカーを確認した所、なんとスピーカーのエッジが破れてしまっていました。

エッジ破れにより、スピーカーがセンターズレを起こしているものと思います。
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今回確認するまで知りませんでしたが、純正スピーカーではなく、恐らく純正オプションと思われるケンウッドのKFC-RT160という割と良いものが付いていました。







で、修理か交換かということになるのですが、ネットでエッジ補修キットなるものも販売されていますが、今回は新しいスピーカーと交換することにしました。
ちなみに修理キットはこんなのです。



<オートバックス製ゲット>
今回交換するのはオートバックスのプライベートブランドの「プロトーンVSP-16」という製品です。
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価格は4000円程度ですが、オクで新品同様のものを2800円でゲット!

<中身は?>
交換に必要なパッキンやビス、ブラケットなど一通りものが同梱されており、これだけあれば基本的にトレードインスピーカーなので交換可能です。
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<早速交換!>
内張の外し方などは車種別になるので今回記載はしていませんが、スピーカーまでたどり着いたらあとはどの車種でもほぼ同じ作業となるのでそこから記載します。

ちなみに今回使用した工具はこれだけ。
小さなマイナスドライバーは内張外しでは大きすぎる箇所に使用しました。
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<コツは?>
トレードインスピーカーなので基本的にそのまま取り付きますが、どんな車種にも取り付くようにスピーカー側に多数穴が空いていますので、最初にどの穴を使うか決めて印をつけておきましょう。

あとは箱の裏に書いてある通りスピーカーにパッキンを張って取り付けです。
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今回はスピーカーに付属していたステーやネジは使わず、これまでのスピーカーに付いていたものを流用しました。
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<スピーカーの実力は?>
※下記はCD再生時の音源を元に書いています。

これまでのスピーカーがどの音域もきれいに出ているものだったので、それとの比較になりますが、イコライザーをフラットにした状態では、ドンシャリ気味のチューニングとなっている印象で、中域の抜けはこれまでのものより若干劣ります。
聴かせる系のバラード曲などを聴く際の没入感も少し減りました。

ロック系の音楽を聴くにはちょうど良いかと感じますが、まあこの辺もヘッドユニットのイコライザーでどうにでもなる範囲なので問題はないでしょう。
※純正オーディオ等、ヘッドユニット側にイコライザーが無く、スマホからBluetoothなどで飛ばして聴いている方は、イコライザーアプリなどを入れて見るのも手です。

低音に関してもスピーカーは60Wという出力で社外スピーカーとしては最低限ですが、フルボリュームにでもしない限り鳴らし切れないという事は無いと思います。

あとは、さらなる音質向上が出きないものかとスピーカーのプラスマイナスの位相を逆にしたりと、小細工をしました(線を切断したくなかったので、コネクタピンを抜いて入れ替え)が、はっきり言って変化は感じられませんでした(^_^;)
ちなみにやるなら左右スピーカー両方を同じ位相にしましょう。
片方だけ施すと気持ち悪い状態になります。
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今回感じたのは、
・プロトーンは純正スピーカーからの置き換えであれば、変化が体感でき、まず不満は出ないスペックである。

・K社やC社の様な有名メーカー品は伊達じゃないなということ。


プロトーンは最初のステップアップとしては良い選択だと思います。
皆さんのお役に立てれば幸いです。

※後にプロトーンのツイーターも装着しました!
その際の記事はこちらから。








posted by コペやま at 11:47| コペン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする