このボディ剛性の低さは、コペンの抱える諸問題(乗り心地、ガタピシ音、振動等)の原因の一つとなっており、逆に言うとボディ剛性を上げることで一気に解決する場合もあります。
そのための補強パーツはゴマンと発売されており、メジャーなものではタワーバー、ロールゲージ、オーバーヘッドクロスバー他など。
ノーマルグレードであれば、アルティメットエディション純正のパフォーマンスブレースを着けるという手もあります。
ただ、すでに15年19万キロ走行している我がコペンに、社外品の強固な補強パーツを入れるのは、補強のイタチごっこになる気がして、少し気が引けます。
で、何かないかと調べていましたら、手軽に車体剛性を上げられそうなパーツがありました!
その名も「ドアストライカー(ドアスタビライザー)」
ネットで2000円くらいで購入できるこのパーツ。
効果もそこそこ体感できるようなのですが、見た感じ。。。。「自分でも作れるんじゃない?」という事で、いつも通りDIYにトライです!
<材料・道具>
用意したのは、
・10mm厚のゴム板(ホームセンターで300円くらい)
私のコペンの場合は10mmくらいの隙間が丁度良かったっぽいのでこれにしました。
・100均マグネット
・セメダインスーパー](他の接着剤でも可)
・小刀(子供の学校道具から)
・装飾とドア開閉の滑りをよくする意味でカッティングシートなど
私は家に残っていたカーボン柄を貼ってみました。
<早速作成!>
まずゴム板は50o×25o角にカットします。
買ってきたゴム板1枚から8個取れますが、とりあえず各ドア1枚に対して2個ずつで、左右ドアで計4個作成することにします(半分は余りです)。
続いてゴム板に小刀でマグネットを埋め込める位の穴を彫ります。
マグネットより大きめの穴でokで、マグネットがゴム板とツライチになるのが理想ですが、多少の凸凹は許容します。
次に穴部分にセメダインを入れ、マグネットを入れます。
後は接着完了まで半日〜1日放置して完成です!
<気になる効果は?>
走り始めてまずは「ガタピシ音が減った?」と感じる所から始まり、荒れた路面でもガタガタ・ブルブルが減り、「サスペンションがちゃんと仕事してるな」というのが感じ取れるようになってきました。
これまでボディがたわんでショックを吸収してたものが、その衝撃がよりサスペンション側で吸収するようになった為、ボディのキシミが減ったようです。
右左折の時にも若干応答性が良くなっており、ハンドリングが素直になったように感じます。
ロールが減り、リア側がステアリング操作に素直について来る感じです。
一番違いを体感出来たのは、上り坂を上りきってすぐにカーブしている様な、逆バンクで車体がねじれるような挙動を見せながら、接地感が薄れそうな場面で、そういった所でも危なげなく抜けられた時でした。
ひねり方向の剛性が増している感じがしますので、コンビニの段差に斜めに入るときなども、体感を得やすいです。
貼った位置はうちのコペンの場合はストライカーの上に2個としました。
貼る位置の目安としては、ドアを閉めるのに少し抵抗が出るくらいの位置を探ってここにしました。
ドアを閉めるときの音で言うと「バイン」が「バスッ」って音になる位置(分かりにくい、、、)。
如何でしたでしょうか?
500円程度でできるこのDIY。
街乗りメインてあれば、是非補強の第一歩として試してみる価値は十分ありそうです^_^
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