2022年03月13日

コペンのフロントキャンバー調整

先日スタッドレスから新品の夏タイヤに交換した我コペン。
夏タイヤにしたせいもあるけと、なんだかハンドルがやたら重い、、、
パワステホースの劣化が原因かとも思ったけど、交換前のタイヤを見ると右前のタイヤだけ少し外減りしてました。
外減り.jpg
見た目も少しネガ気味な左に対し、右はほぼキャンバー角が0度で直立な感じです。
キャンバー.jpg
しかし、コペンに限らず軽自動車はトー調整のみでキャンバー調整ができない車がほとんどです。







ネットを調べてみると偏芯のキャンバーボルトや、スズキ純正のキャンバーボルトの流用などのパーツが1000〜1500円位で販売されておりますが、見た目重視や、幅広タイヤを履いてサーキット走行するために3度も4度もキャンバーを付けたい訳ではありません。



で、全く純正のまま、取付方のみで少しネガ方向に振れないかと試してみた結果、ほんの少しネガキャンにできたので、その取り付け方、手順について紹介させていただこうとおもいます。







まずアッパーマウントの12mmナット2箇所、ストラットの2箇所の17mmナットを緩めます。
この17mmナットは上側は軽く締めた状態、下側は完全に緩めます。

そして足回りにジャッキをあてて、1Gが掛かった状態にします。
この1Gをかけた際にストラットの17mm下側をできるだけ外側に引っ張っておきます。
但しストラット側が長穴になっているわけではないのでほぼ手応えはありません。
ストラット.jpg
そして17mm上側→17mm下側→アッパー12mmのエンジン側(車体内側)順で本締めします。
最後に車体を完全に着地させて、最後のアッパー12mmの車体外側(フェンダーに隠れるボルト)を本締めします。
12mm.jpg

私の場合、これでほんの少しネガキャンになったと分かる程度には変わりました。
恐らく角度で言うと0.2〜0.3度程度と思います。

ただ試走すると、はっきりとハンドリングが変わった事がわかりました。
明らかにハンドルが軽くなりました。


それと引き換えに直進時のハンドルの座りは少し落ち着きが無くなりましたが、以前の重い状態との比較なので多分これが普通位なのだと思います。

皆さんのご参考にしていただければ幸いです。

※後日スズキ純正キャンバーボルト入れました(詳細の記事はこちらからどうぞ








posted by コペやま at 12:36| コペン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする