夏タイヤにしたせいもあるけと、なんだかハンドルがやたら重い、、、
パワステホースの劣化が原因かとも思ったけど、交換前のタイヤを見ると右前のタイヤだけ少し外減りしてました。
見た目も少しネガ気味な左に対し、右はほぼキャンバー角が0度で直立な感じです。
しかし、コペンに限らず軽自動車はトー調整のみでキャンバー調整ができない車がほとんどです。
ネットを調べてみると偏芯のキャンバーボルトや、スズキ純正のキャンバーボルトの流用などのパーツが1000〜1500円位で販売されておりますが、見た目重視や、幅広タイヤを履いてサーキット走行するために3度も4度もキャンバーを付けたい訳ではありません。
で、全く純正のまま、取付方のみで少しネガ方向に振れないかと試してみた結果、ほんの少しネガキャンにできたので、その取り付け方、手順について紹介させていただこうとおもいます。
まずアッパーマウントの12mmナット2箇所、ストラットの2箇所の17mmナットを緩めます。
この17mmナットは上側は軽く締めた状態、下側は完全に緩めます。
そして足回りにジャッキをあてて、1Gが掛かった状態にします。
この1Gをかけた際にストラットの17mm下側をできるだけ外側に引っ張っておきます。
但しストラット側が長穴になっているわけではないのでほぼ手応えはありません。
そして17mm上側→17mm下側→アッパー12mmのエンジン側(車体内側)順で本締めします。
最後に車体を完全に着地させて、最後のアッパー12mmの車体外側(フェンダーに隠れるボルト)を本締めします。
私の場合、これでほんの少しネガキャンになったと分かる程度には変わりました。
恐らく角度で言うと0.2〜0.3度程度と思います。
ただ試走すると、はっきりとハンドリングが変わった事がわかりました。
明らかにハンドルが軽くなりました。
それと引き換えに直進時のハンドルの座りは少し落ち着きが無くなりましたが、以前の重い状態との比較なので多分これが普通位なのだと思います。
皆さんのご参考にしていただければ幸いです。
※後日スズキ純正キャンバーボルト入れました(詳細の記事はこちらからどうぞ)
【関連する記事】
- 880コペンにナニワヤRSは装着可能?
- 車検がロービームのみに!コペンの光量不足をなんとかしてみる!
- 【分解厳禁!】純正ビルシュタイン セミオーバーホール(フロント編)
- 100均&日用品を使ってキャリパーオーバーホール
- ボンネット裏のスポンジ交換を代用品で
- メリットだらけ!5分で出来る880コペンの燃費アップ&出だしが軽〜くなるワザ!
- スプリングシートの交換で車高を微調整
- コペンのオルタ&エアコンベルト張り調整(治具も作る)
- コペンにスズキ純正キャンバーボルト流用で微ネガキャンに
- 880コペンのアクセルワイヤー交換
- 880コペンにフットランプ設置(ルームランプ連動)
- コペン ブレーキローター交換 DIXCEL KD type
- 880コペン エスペリア ダウンサスGT 実際のダウン量、インプレは?
- コペン ライセンス球LED化(ルームランプ流用)
- コペン エンジンマウント、ミッションマウント交換