2022年06月06日

この方法でPro-Conドリフトが直りました(勝手に動く不具合)

ニンテンドースイッチのJoy-con(ジョイコン)の不具合の話と同じくらいよく聞く不具合にPro-con(プロコン)の不具合があります。

いわゆる「勝手に動く(別名 Joy-Conドリフト)」ってヤツです。

全くスティックに触っていないにも関わらず、ある人は左に、ある人は下にと、じわ〜っとキャラクターが動いていってしまう現象。

今更ここで細かく説明するまでもないくらい、Switchで遊ぶ人たちにはおなじみの現象だと思います。







私なりに調べたり、試した方法を書かせていただきますが、いつも通り自己責任でお願いいたします(<(_ _)>

まず不具合解消しようとしてネットで調べると出てくる方法がおよそ下記の方法だと思います。
・エアブローする
・接点復活剤を吹く
・スティックの削れカス(白い粉)の清掃
・コントローラの登録を解除・再接続
・設定からスティックの補正を行う
・スティックのパーツをネット購入して自分で付け替える
・任天堂へ修理に出す等
・他メーカーのプロコンを買う

↓こんなの↓


しかし、この不具合で悩んでいる人は、
「買ってそんなに経ってないのに、お金を払って任天堂に修理に出したりはしたくない」とか、「部品交換を自分でやると壊してしまいそう」。
はたまた、ほとんどの方法はすべて試してみて、それでも直らなくて困っている人
のいずれかだと思います。

そしてできればそれなりのお金を払って買ったコントローラを易々と買い替えたく無い!と思っていると思います(主観です)。







<我が家のプロコン>
我が家は息子がフォートナイトにハマっているため、それなりにコントローラを酷使していますが、プロコン自体は買って1年も経っていません。

しかし、ある時から勝手に下方向へキャラクターが動くようになってしまったと言います。
私も前述した方法を色々と試してみましたが、直る気配がありませんでした。

<「あれ?」」と気が付く>
設定で動きを確認しながらあれこれと試していた時、ある動作をしたら勝手に動く不具合がピタっと収まりました。

その「ある動作」とは、プロコンに捻る(ひねる)ような力を軽く加えた時でした。

この捻る動きをすると恐らく中の基板が若干たわむように変形すると思います。

分解して中を見てみると、スティック部品がはんだ付けしてある基板をの裏から支えるように、樹脂製のケースの支柱があります。
この支えの寸法公差なのか、基板の固定場所が悪いのか?
はたまた基板自体の剛性が足りないのか、スティックのパーツの造りが良くないのかわかりませんが、とにかくこの部分に何かスペーサを噛まして基板の変形を抑えると直るのでは?と直感的に感じました。







<実践!>
基板を固定しているネジを1か所緩め、この支えと基板の間にプラ板等のスペーサを挟んで、コントローラを捻った際に基板に加わる負荷を故意に(軽く)与えてやります。
プラ板はこんなもの。
20220606_220959.jpg

ここに挟みました。〇部のネジを緩めます。
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拡大
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そして元に戻して、スティックの補正画面で試してみると「ピタ」っと動かなくなったではありませんか!

厚みやスペーサを噛ます場所は個体差があると思いますので、今回の場所は一例と思って、いろいろと試してみてください。







<もう一つの方法>
コントローラ内の隙間を埋めて、基板のたわみを吸収する方法の逆で「緩めて基板の負荷を取る方法」も効果がある場合があります。

プロコンのグリップを外してネジを締めたり緩めたりしてみます。
動画は緩んだ状態からネジを締めると勝手に動き、再び緩めるとポインターが「ピタっ」と動かなくなっています。


如何でしたでしょうか?
他では見たことのない修理方法と思いますが、何をやっても直らなかった方はぜひ一度お試しください。






posted by コペやま at 23:57| 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする