ノーマルに近い状態で、壊れたり劣化した部分を修理・交換しながらここまで来ておりますが、先般のアッパーマウント交換とスタビブッシュ交換でかなり乗り心地が改善されました。
(その時の記事はこちら)
そして次に気になり始めたのは、信号待ちなどでの振動と、ATシフトレバーのシフト操作時の引っかかり(重さ)です。
という訳で、今回はエンジンマウントとミッションマウントを交換しました。
【用意した部品と価格】
エンジンウント(AT用)
部品番号:12305-97213
価格:8,600円(税別 22年7月時点)
(※MT用は12305-97212)
ミッションマウント(MT/AT共通)
※「エンジンマウンティングインシュレーター」が恐らく正式名称。
部品番号:12373-97207
価格:7,400円(税別 22年7月時点)
エンジンマウントはMT用とAT用が別で存在するのに、ミッションマウントが共通というのも不思議な気が。。。さて、手順は先人たちの記事を参考にしていただくとして、コツのみを書きます。
【エンジンマウントの交換のコツ】
・インタークーラーの下側のボルトの着脱のためにフロントメンバーを外す事が必須です。
(写真黄色部。写真はメンバーが外れた状態)
・マウントのボルトナットが見えたら、まず5-56やラスペネなどを吹いておきましょう。
・工具は長さや形状など、組み合わせで色々変えられるものがあるのが望ましい。
マウントを貫通しているボルトの頭が意外と薄く、なめ易いです。
私はストレートのメガネが欲しくなりました。
・必ずエンジン下にジャッキを噛ましましょう(私はインマニ部で支えました)。
・新旧マウントのヘタリ具合の差で穴位置が変わるので、ジャッキで微調整できるようにしておきましょう(車載パンタジャッキで十分)。
【ミッションマウントの交換のコツ】
・ストラット(ショックアブソーバー)は外す前提で考えましょう。
アッパーのナットだけ緩めて対応しようとしましたが、手持ち工具ではマウントのボルトにアクセスはできても、力を入れて回せませんでした。
・こちらも工具は長さや形状など、組み合わせで色々変えられるものがあるのが望ましい。
マウントを貫通しているボルトの頭が意外と薄く、なめ易いです。
【交換後の感想】
信号待ちでの振動は、思ったほど劇的には無くなりませんでした。
エンジンマウントが千切れるほど劣化してなかったためと思われます(ちょっとガッカリ)。
※2022年7月26日追記
その後段々と馴染んで来たのか、アイドリング中の振動も減ってきたように感じます。
ミッションマウントについては、ATとは言え、シフトレバーを動かしたときの感触が軽くなりました。
これは、エンジン-ミッションの位置関係が適正位置になったためと思われます。
意外だったのが走行中に感じた変化で、乗り心地は変わりませんが、体感的には路面から伝わる振動以外の余分な情報が無くなり、走りやすさを感じました。
如何でしたでしょうか?
MTの方は10万キロを超えていたら、まずミッションマウントだけでも交換してみることをおススメします・
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