2023年01月12日

880コペンのアクセルワイヤー交換

先日、走行中にアクセルペダルが踏み込めなくなり、時速20q以上出せないような状況になってしまいました。

緊急停止してボンネットの中を確認するとアクセルワイヤーがこんな状況に( ゚Д゚)
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いつアクセルワイヤーが切れてもおかしくない状況のため、早速部品を手配して交換作業を行う事にしました。
※ちなみに車齢17年目 走行距離21万キロ弱です。
 年に一回程度、ワイヤーの張り調整・注油はしていました。







<注文したのはこの部品>
品番:78180-7218
品名:ケーブルアクセラレーター
価格:2,208円(税込み、送料別途)
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<ダメになったワイヤを取り外し>
まずはエンジンルーム内のスロットルボディーからワイヤーを取り外します。
エンジンは停止の状態で、手でスロットル部分をアクセル全開の所まで回すとワイヤーがフリーになり、取り外せます。
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次に、エンジンルームの隔壁部にある黒い樹脂ストッパーを運転席内の足元からツメを押して外します。
このツメが結構固いので、ラジオペンチなどでツメを破壊する勢いで外してしまいましょう。
同じく運転席内足元のアクセルペダルに白い樹脂ストッパーが付いていますので、そちらもツメをつまんですぼめるようにして外します。
(エンジンルーム側からの画像)
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(運転席足元奥の画像)
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これでアクセルワイヤーが外れますので、あとは取り外しの逆の手順で組み付けるだけです。

新しいワイヤーを取り付ける前に、あらかじめ注油しておきました。
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アクセルワイヤーの張り調整としては、整備書にはアクセルペダルの遊びで1〜5mmと記載されています。
実際の調整はスロットルボディー側で行いますので、ワイヤーにテンションが掛かりっ放しにならない程度の遊びがあるように調整しておきました。
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その他の取り付けのコツとしては、黒い樹脂部分のツメを隔壁の穴へ押し付けてもパチンと嵌らない時は、あらかじめ爪部分を少し内側に折り曲げておきましょう。

<取り外したワイヤーの状態>
見えるところのほつれも酷かったですが、スリーブ内かスリーブとの境目あたりからほつれが始まっていたようで、あと少しで完全にワイヤーが切れて走行不能になるところでした(;^ω^)
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高い部品でもなく、作業難易度も比較的簡単な部類なので、10年10万キロを超えるような方は「転ばぬ先の杖」で予防交換してみては?






posted by コペやま at 23:49| コペン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする