2017年11月21日

自動車税のネット支払いの落とし穴

中古車を購入する際、下取り車があるならば、その車の車検証と
納税証明書が必要となります。

私は2017年10月に中古車を購入した際に、この納税証明書で
思いがけず手間を取られる事になりましたので、皆様が
同じ苦労をなさらない様に、書いていきたいと思います。





<自動車税もネット支払いの時代>
最近はキャッシュレスが当たり前の世の中で、電子マネーや
ネット決済が普通に行われるようになっています。
通常の買い物やネットショッピング、電車、自販機まで、
キャッシュレスが普通の世の中です。

それでも公共料金は割と現金払いがまだまだ根強く、
コンビニで支払うことができるだけでも昔に比べれば
便利になったと感じていました。

ところが、今や自動車税はコンビニ払いはおろか、ネット決済が
可能な時代です。

つまり高い自動車税もカード払いが可能なわけで、年に一度の
数万円の支払いがカードでできる事は、ポイントを貯めている
人にとっては非常に大きなチャンスです!


ただ、この自動車税のネット支払い(Yahoo公金など)には一つ
気を付けていただきたいことがあります。
私はたまたまですが、今回この罠に見事にはまってしまいました。


その罠とは、ネット払いの場合、納税証明書(領収書)が発行
されない
ということです!!!


つまりコンビニ払いであれば領収印のある納税証明書が手元に
残りますが、ネット支払いの場合はそれがありません。

(支払った証拠は決済番号などで追えます)





<継続車検の場合は納税証明書不要となりつつある>
なぜ納税証明書が発行されないのかと言うと、通常の継続車検であれば、
今や納税証明書は不要な都道府県も多くなってきております。

そうした事からネット支払で済ませることが何も問題無いと思って
しまう事です。

しかし買い替え・乗り換えで乗っていた車を下取りに出す場合、
どうしても紙で納税証明書を出すことが必要です。



私もこれを知らず、今回県税事務所まで出向いて発行手続きを
行うはめになりました。
※納税証明書交付請求書(車検以外用)というものが必要。

パソコンでネットで支払った際の証明画面を印刷し、それを
証明として持参し、県税事務所へ。

当然平日の手続きなので、会社は半休しなければなりませんが、
このブログに書けるということは、それなりに収穫はあったかと。
というかこの手の面倒そうな手続きについて調べて、調べた
通りに事がうまく運ぶのが楽しいのかもしれません....

勿論、車屋さんがそこまで代行していただけるのであれば、
ユーザーご自身が負担になる事はないかも知れませんが、
それ相応の費用はお店側に支払う事となるでしょう。

何もかも便利な世の中ではありますが、こんな落とし穴もありますので
皆さん「来年あたり車を買い替えることになりそうだなぁ」と思われる方は
お気を付けください。


posted by コペやま at 07:00| Comment(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

車体が安くて諸費用が高い中古車

さて、中古車購入についてつらつらと書いてきておりますが、
今回は中古車の諸費用について書こうかと思います。

ディーラーの中古車は総じて金額は高いです。
それはすべての手続きや購入後の保証について、「すべてお任せ」
できることの対価と言えます。









<私の購入した中古車の場合>

私が購入したお店はいわゆる事故車を多く取り扱っており、
車体価格が安く表示されているお店でした。
私の購入したフリードハイブリッドは、本体価格116万円で、
諸費用込みは135万円でした。
つまり諸費用は19万円なのですがこれは車検が残っている
中古車としてこの諸費用はハッキリ言って高いです。


しかし、私はこの金額に納得して購入しています。
その辺りの理由を書きたいと思います。

<この条件の車体の相場>
ディーラーで同じ車両(フリードハイブリッド2012年式 走行3.4万キロ
修復歴あり、車検残あり)を購入すると、相場として本体価格150万円、
諸費用込みで160万円くらいになると思います。


<なぜ安く販売できる?>
私の購入した中古車販売店は、車両本体が安く、諸費用が高いですが、
最近このような中古車販売店が増えています。

それは何故かと言いますと、車体価格を利益ぎりぎりの安値で餌(エサ)とし、
実際は諸費用で利益を出そうとしているからと思われます。

しかもその諸費用について、通常店側が行う手続きをユーザーに行わせる
ことによってさらに店側の利益にしようとする場合があります。
(私は気にしませんが)







・下取り車の自動車税の途中解約による還元金は中古車販売店の懐に入る。
 これについては、それについて異議ございませんという書類があり、
 サインすることになります。
 下取り車の車格、手放す時期によりますが、数千円〜数万円になります。

・車庫証明、名義変更に関わる書類・手続きはすべて購入者側が用意する。
 こちらもディーラーであればその手続きは全て肩代わりしてくれます。
 ・車庫証明は自身で警察署で手続きを行う。
 ・ローンなどで購入した車で所有者が使用者と違う(ディーラーなど)の
  名義になっていた場合の変更・解除手続き。
 ・もし自動車税をネット支払いしていた場合の、納税証明書の発行手続き。
  (これについてはまた別途詳しく書きます)

これらの手間暇をかける事をいとわない。または慣れており、且つ車の
整備に関しての環境(自分でできる、懇意にしている整備工場がある)ので
あれば、私のようにどこでどんな中古車を買っても何とかなるでしょう。

反対にこれらを面倒だとか、不安に感じる人はやはりディーラー等で
購入することをお勧めします。

ただ、今はネットで情報も得られますし、平日休みが取れるのであれば
ぜひこの辺りの手続きは自分でチャレンジいただければ、例えディーラーで
購入される場合でも、諸費用を浮かせることができますので是非チャレンジ
してみてください。

次回は自動車税のネット支払いについて書きたいと思います。






posted by コペやま at 07:00| Comment(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

中古車って大丈夫?

さて、前回ほぼ一目ぼれで即決したフリードハイブリッド。
仮契約後にいくつかの手続きがありますが、今回は「中古車」に
ついて書きたいと思います。







<契約>
私は大抵その場でお店の言うがままに書類にサイン・捺印を進めます。

「いろいろ確認しないの?」と思われるかも知れませんが、
気に入った車体と納得の金額であれば契約内容には私はあまり興味ありません。
例え店員さんがチャラくて軽くても車が気に入ったものであれば
全然問題ありません。
その辺りの理由は、これまで何台も中古車を購入してきた経験に由来します。
それを下記に綴ります。


<所詮中古車>
 自分が納得できれば車の経歴は問わない。
 例えそれが事故車で不幸にもお亡くなりになった方がいたとしても
 それを知りえないのであれば、契約後は自分にとっての「新しい相棒」を
 可愛がってあげるだけです。







<ディーラー中古車でない限り中古車販売店に過度の期待をしない>
 保証というものがありますが、「1年間走行距離無制限」など色々と販売店は
 勧めてくるかと思いますが、私はそれには全く耳を貸しません。
 必要最低限(1か月、走行1000km)の保証で十分です。
 何故かというと、私は購入した店には基本的に二度と行きません。
 
 例え購入後に車に何か不具合・不調があって販売店に修理に出したとします。
 大抵が「中古車とはそういうものです」か、修理に出して戻ってきても
 完璧には直っておらず、クレームを付けて再入院など、泥沼化必至です。
 
 あなたは中古車販売店に対して保証内容に見合った金額を支払っていると
 思いますが、何もなければそれは販売店の利益です。
 つまり、中古車販売店は「販売した車に何も不具合・不調がない」ことに
 したいと思われます(あくまでも私の推測ですが)。
 なのでなんだかんだ交渉するのは時間の無駄で、購入の際の総支払額に
 納得できるのであればそれ以上求めないのが得策だと思います。

<行きつけの整備工場を持つ>
 これが非常に重要で、やはり近場で何でも相談できる整備工場を見つける
 ことが大事です。
 といっても何も難しいことはなく、車検を受けるタイミング、何かの修理をする
 タイミングで、近場の修理工場へ顔を出してみることです。
 何も敷居が高いことはありません。

 なんでも相談できる整備工場さえ見つければ、中古車購入の敷居はぐんと
 下がりますし、すでに絶版となった車も選択肢になるわけですから
 車を購入する際の幅が無限といってよいほど広がります。

近所の整備工場に一見さんで入りにくい方は、パーツ・タイヤなどの通販で
あなたの家の近所で持ち込み取付可能なお店が表示され、購入した商品も
そこへ直送されるサービスがネットでありますので、それを利用してみて
ください。

こんな話を聞いて皆さんが少しでも中古車購入の敷居が下がればと思います。

次回は、諸経費の高い・安いについて綴りたいと思います。






posted by コペやま at 10:00| Comment(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

私の中古車購入体験記(車種選定〜契約編)

2台で通算17年(合計38万キロ)に渡って乗っておりましたマツダMPV(LWEW/LW3W)を
いよいよ買い替えようと重い腰を上げる時が来ました!

今日は私が何を基準に検討をしたかを書き連ねて行こうと思います。








主な理由はMPVの燃費(平均7KM/L)奥様の通勤(往復40KM×週4日)の
ガソリン代がもったいない事と、車齢が13年を超えてきたため。

買い替え候補としては、3列・両側スライドドアで燃費の良い車で、
・セレナ
・フリードハイブリッド
・アイシス
あたりを候補としていました。
※シエンタもありましたが、見た目が好きになれないため、却下。

もちろん新車で買えるほどの財力もないため、中古車ですが、中古車屋を
あれこれ家族で巡っている時の家族の意見は以下のようでした。
1位=セレナ(とにかく車内が広く、まず何も困らない)
2位=アイシス(子供がピラーレスに興味深々)
3位=フリードハイブリッド







しかし私の狙いは最初からフリードハイブリッド一択でした(^^)
発売された当時(2008年)からその外観がとても好みで、いつか
乗りたいと思っておりました。
幸いフルモデルチェンジしたフリードの外観は好きになれなかったので
旧型(GP3型)の中古車を探すことに。
もちろん家族の手前、セレナやアイシスも検索。。。

主な条件としては、
・両側電動スライドドア
・2列目ができればベンチシートの7人乗り。
 これは、2列目に3人乗せたいことが多い事と、2列目に1〜2名しか
 乗らない際にも、手荷物をシートの上に置いておけるからです。
・諸経費込で135万円まで。
・事故車はOK。
・走行距離は4万キロ前後まで。

とまあ月並みな条件だでどこにでもありそうですが、意外と出てこないもんです。
カー〇ンサーなどでまあまあ希望通りに近い個体が新着として掲載されても
翌日には成約済み。。。

しかし、そんなこんなで2〜3週間したところで突如「CAST豊田店」に
突如完全に希望通りの個体が出現!!!
夜中の内に掲載された感じだったので、朝一番開店前から電話を入れるも留守電。。。
しかし!!少しするとお店から折り返しの電話があり、
「昨日入庫したばかりで、まだ在庫ありますよ!」とのこと。

但し取り置き(商談中に)はできないので、すぐに見に来てほしいとの
事で、その足で豊田まで見に行きました。
(到着予定時刻までは取り置きしてくれてました)

9時に家を出て10時半到着。
走行3.4万キロで両側電動スライド・ナビ・スマートキーも付いて
諸経費込134万円(本体116万円)。
車検は6月に通したばっかり。
(車検付なのに諸経費高いな。。。詳細は次回書きます)

新古車というと大げさですが、全く傷みを感じさせない個体で、
ほぼ一目ぼれ(即決)でした!

というのが購入までの流れです。
中古車ってこういう出会い(縁)が感じられて好きなんです。
これまでも何台も中古車を乗り継いできておりますが、人の癖がついた
車が段々と自分に馴染んで来るというんですかね。
あの感覚が好きなんです(変わり者?)。






posted by コペやま at 21:00| Comment(0) | 自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする